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番外編:ある夏の日の海で






気が付いたら僕の大好きなママがいなかった。いつも横にいた、たくさんの兄弟もだ。
代わりに僕の目の前にあったのは、色々な生き物の匂いが溶けたみたいな、しょっぱいヘンテコな大きな大きな水たまり。
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あと、昨日見た大きなダンボールの箱だった。
ダンボールの箱の中で暴れると、僕の身体はごろんと放り出される。

「あん」

寝ている間にみんなどこにいっちゃったのかと、
自分の居場所を発信してみてもママからも兄弟からも返事がなかった。
いつもなら兄弟たちがたくさん集まって、上に載って下に潰されて転がるくらいだったのに。

喉が渇いてるのに、いつものお皿もない。

いつも水を入れてくれる人間『かいぬし』は、とっても『けち』で『いじわる』だから、
僕ら兄弟の人数からすると少なかったりしたんだけれど・・・。
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水のお皿が見つからないからと色々な場所に鼻を突っ込んだりして歩いてると、
どこからか「んきゅ、んきゅ」という声が響いてきた。
なんて情けない声だろ!
どこの甘えん坊だと思ったら、僕が出してる声だった。

ここはとっても暑いよ。
僕は見たこともない大きな大きな葉っぱの木の下に座るしかなかった。
そのまま何度も夢の世界に入っては目を覚ましてる戻ってくるをくりかえしてると、僕は足音で目を覚ました。
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「ったく、どこのバカだ。こんなゴミ捨てやがって」

人間の男だ!
僕はちょっと人間の男が好きじゃない。『かいぬし』も人間の男だったんだ。くさくて乱暴で、大きらいだった。
ママは尊敬しろといっていたけど、兄弟の中でも僕だけはそいつには気を許さなかった。
だって邪魔だからって自分のママを蹴るような奴、誰も好きになんてなれないだろ?

僕は身体の小ささを生かして葉っぱの後ろに隠れたつもりだったけど、そいつに簡単に見つかってしまった!

「げ」
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しゃがみこんだそいつが僕を見た途端にこれだ。しつれいな奴だ。だから人間の男は好きじゃないんだ。
こんなに僕は可愛いのに。

そいつはしゃがみこんで、僕をじろじろと見た後にゆっくりと指を近づけてきた。
挨拶されたら、返すのが礼儀だろ?
僕は正直怖かったけど(だって蹴られるかも!)ちゃんとそいつの匂いを確認してやった。

そしたら、とんでもなくいい匂いがしてびっくりした。鶏肉を揚げた、すばらしくいい匂い。
僕は迷うことなく、その指を舐める。やった、ちょっとだけ味が残ってる。
なんて美味しいんだろう!舐め終えると僕の尻尾はぶんぶんとよく動いた。
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「あ”~~~~・・・・ったく~~~~~~~・・・・」

すると僕はそいつに軽々と抱き上げられた。
僕が下ろして、下ろしてと訴えても、そいつは平然としながら下ろしてはくれない。

それどころか空いているもう片方の手で僕が入っていたダンボールを畳むと、
公園のゴミ箱に放り込んで歩き出してしまった。

「んきゅ、んきゅんきゅ」
「鳴くな鳴くな、大丈夫だから。・・・・お前のかーちゃんはどこいったんだろうなー?」
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「んきゅ・・・」

そんなの僕だって知りたいよ。
悲しくなった僕の顎を、その男の指がこしょこしょと気持ちよく撫でた。






そのまま僕は涼しい家に連れられた。
清潔なにおい。あとさっき舐めた男の指の匂いと同じ、鶏肉を揚げた匂いが残ってる!
いいなあ、きっとこいつが食べたんだ。

「おかえりなさ・・・あれ!?どうしたんですか、その子!」
「んきゅ・・んきゅ、んきゅ・・・」
「うわあ~~可愛いですね!」
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もう一人、男が来た。
でもこいつはどう見ても人間なのに、人間の匂いがしなくて僕は訳が分からない。

例えば僕を抱えてる人間の男はしょっぱい匂い(さっきの大きな水溜りの匂い)がすごくして、
でも木みたいな匂いと甘い匂いがする。
しかも指は鶏肉のいい味がするんだ。

でも目の前の男は何にも・・・変なんだけど、テレビと同じ匂いが微かにした。
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「ビーチのとこでな。箱に入れて捨てられてたみたいなんだよ」
「うっわ~~うっわ~~ホントに可愛いですね~~ まだ赤ちゃんですかね?」

「まあ、たぶんな。信じらんねーよ、こんな小さなの捨てるとか。
 赤ん坊の犬は風呂には入れねえっつっても相当汚れてるし、産ませておいて禄に世話してなかったみたいだな」
「病院連れてきますか?僕調べますよ」
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「まあ・・・そりゃ平気だ。ちょっと知ってるトコあるから、そこに連れてくよ」

「! っていうことは、飼うんですよね?イアンさん」
「・・・・飼わねーよ!!」
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イアンと呼ばれた男は僕を抱いたまま顔をしかめて大声で返した。
でも僕の鼻はわかってる。
この可愛い僕に、このイアンはちょっとやられちゃってるんだな。


イアンの匂いと、もうひとり・・・たぶん女の人の匂いがたくさんする、
いい匂いの部屋に僕を連れてくると視線を合わせて、すごい優しい声で言った。
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「まずはお前が大丈夫か、先生に診てもらおうなー?チビ」
「んきゅ、んきゅ・・・」
「あ。喉かわいてんだろ。自分で飲めるか?」

するとイアンは白い箱から透明のボトル(水だ!)を取り出して、
そのボトルの何かを調べるように見つめたあとで水をお皿に注いで出してきた。
しかも『かいぬし』が出してきたみたいな、マズくてぬるい水じゃない。つめたい、とびきり美味しいお水だ!

夢中になって全部飲み終わった僕は、大満足で口の周りを舐める。
すると笑いながらイアンが僕を抱き上げて絶妙な加減で僕をなでた。すごくいい。天国みたいだ
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「水飲めるなら、かーちゃんいなくても大丈夫みたいだな。ちょっと身体だけ拭こうな。
 お前、あちこちにウンコ付いてんだよ。カッコ悪いだろ、そんなんじゃ」

イアンの手には今度は白いタオルがあった。
こいつは魔法使いなんだろうか?
それはとってもふわふわなのにすごく温かくて、湿ってて・・・なんとも気持ちよくて・・・
僕は上機嫌になってハッハッと息を吐き出した。
ちょっと暑いんだけど、さっき外にいたときみたいなイヤな感じじゃない。すごくいい!
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するとイアンは「ちょっと暑いか?」と言って、僕の身体を拭いていたタオルをバサバサと振った。
何の意味があるのか僕には分からなかったけれど、そのタオルがまだ僕を拭き出して驚いた。
今度はヒンヤリ冷たくなってる!なんで!?こいつ魔法使いだ!!

僕はしばらくイアンにされるがまま、何回か温かいタオルと冷たいタオルに拭かれる気持ちよさに身を委ねた。

「風呂はもうちょっとでかくなったらだからなー、チビすけ。・・・・よし、綺麗になった。ちょっとうるさいけど我慢な」

今度はイアンはヘンテコなものを持つと、僕にだけ風を当ててきた。
うるさいし、ちょっと暑いな、と思ったけれど音が怖いのでおとなしくしてたら、それはすぐに止んだ。

「お前結構度胸据わってて偉いなー、ドライヤー平気なのか。
 ・・・・ブーツはお前ぐらいのときに鳴いて鳴いて大変でな。洗面台から飛び降りて、あんときはマジビビッたよ」
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イアンが言っている『ブーツ』というのが誰なのかは僕はわからない。

そしてイアンは「ちょーっと待ってろなー?俺まだシャワー浴びてねえんだ」と言うと、
僕の目の前で不思議な蛇口から、たくさんのあったかいお水を浴び始めた。
頭が白い泡々まみれになったと思ったらたくさんのお水で流して、今度は身体が泡々まみれになった。
何の意味があるんだろう?でも泡々から僕の鼻に漂ってくる、オレンジとレモンの混ざった匂いは嫌いじゃない。

イアンからしょっぱい水溜りの匂いが消えた。

「・・・・んー・・・・」

なにかのガラスの瓶を前にして、イアンは僕とそいつを交互に見てきた。
僕は不思議に思って鼻に意識を集中させると、
イアンが気にしている黒い蓋の瓶からは木と甘い匂いが絶妙に混ざった良い匂い(イアンの匂いと同じだ!)が強くしていた。
あれは匂いがする水なんだ。
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「ちょっとだけ。な」

イアンは指の先にほんの少し、その瓶の中身をつけると自分の肘の内側をさっと触って手を洗った。
ははあ、匂い付けだな。イアンは僕みたいに生まれつきいい匂いを持ってないんだ。

「待たせたな。んじゃ行くぞ、チビ。ダイアナがじゃれつく前に検査だけはしてもらおうな」

ダイアナ?また知らない名前だ。
ちいさな僕はイアンの大きな手にまた運ばれることになった。








僕はあんまりたくさんの人間を見たことがないんだけれど、それでも美味しそうな赤い果物みたいな髪には驚いた。
犬にはこんな色はないから!
イアンはこの赤い髪のひとを『ダイアナ』と呼んでいた。
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「お医者さんはなんだって?」
「健康的には問題なし、それどころかでっかくなるってさ。こいつ、ケツに体温計挿されて『ンキャン』とか鳴いてやんの」

イアンは僕のあのときの姿を思い出したのか、またくっくっくと意地悪く笑い出した。
お前だって同じ目に遭えばわかるさ。
僕はママにだってあんなことをされたことはない。
チクリと痛い思いもさせられたし、散々な目に遭った。

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でもイアンは最高に気持ちよく僕の背中を撫でてるので、
僕はまた夢の世界に戻される・・・戻されて・・・・
遠く遠くで僕の耳だけが時々2人の話を聞いていた。

「あたしはこのまま、このコ飼ってもいいんだよ?でもイアンはまだ、やっぱり・・・だめそう??」
「んー・・・・まあ、やっぱり動物はなあ・・・・」
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僕は夢の中でママをずっと探してた。
ここは美味しいお水があるし、
清潔だから皆来ればいいのにと思ったけど、どこまで歩いてもママの姿がなかった。

「もちろんイアンが決めていいんだよ。他の飼い主さん探してもいいんだ。でも」
「でも、・・・・なんだよ」

「イアン、自分よりいい飼い主見つけられる自信がある?」
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「・・・・そう来るか」
「だって。まだ1日目なのに、こんなに子犬懐かせちゃってさ。
 また次の飼い主にいくときイアンとお別れさせるのって可哀想だよ。ちゃんと責任取ったほうがいいと思うけどな」
「・・・・・」

ああ・・・ママがいない。
でも不思議と僕は寂しくなかった。ずっとイアンの手に背中が温かくなでられていたから。
『かいぬし』の人間の男はきらいだけど、僕はイアンは好きだ。

そのまま僕はイアンとダイアナの匂いに包まれて、最高に気持ちよく眠った。







それから何度もの昼と夜を繰り返したある日。
いきなり、イアンの家に知らないものがたくさん増えた。
ひと通りイアンの家の中は知り尽くしたつもりだったのに、これは何だ!
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「おんおんおん!おんおんおん!!おんおんおん!」
「興奮すんなー。慣れるまでは、お前の居場所はここだからなー。トイレはここ、寝るのもここ。メシはチビだから2回な」

「おん!おん!おんおんおん、おんおんおん!」
「・・・コラ。無駄吠えはやめろ」
「おん!おんおんおん!!」

するとイアンは怖い顔をして「やめろ!」と叱ってきた。
でも僕は「んぐぅぅ」と低めに僕は不満の声を漏らしてから、もういっかい吠えた。
だってここには色々な知らない物があるよ!なんなんだ、これ!!あやしいじゃないか!
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「おん!おんおん!」
「コラ、やめろ!」

僕はびっくりして流石に黙る。
まだイアンは睨んでくるので僕は黙ったままイアンが許してくれるのを待った。
こわい。しおしおと僕の自慢の尻尾は垂れ下がった。

しばらく、そのまま黙ってると「よし。よーし。よく我慢したな」と、小さい甘いお菓子をくれる。
僕は最近よいことをすると、このおやつがもらえることを学んだ。そうしてイアンはそのあと最高に気持ちよく僕をなでてくれる。
さすが、僕!

「今日から散歩いけるからな。外行くか!」
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イアンの声がいつもの通り優しくなったので、
僕はいつものように(といっていいくらい、僕はこの家に来てからいつもイアンと一緒だ)おとなしく抱えられた。

「いってらっしゃーい。あとでお昼ごはんのときにあたしも行くからね」とダイアナが笑いかけると、
イアンとダイアナは鼻をくっつけて挨拶してる。
彼らはつがいで、とっても仲がいいんだ。
でも人間は僕ら犬よりも鼻がとっても低いから、鼻じゃなく口と口がいつもくっついちゃってるのは正直カッコわるいなと思う。

そのあとで、ちゃんと僕にも「いってらっしゃーい」と言ってくれるダイアナに、
僕はイアンの髪を噛みながらも尻尾を丸めて左右に振って応えた。ちゃんと通じてるといいんだけど。
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イアンの家の前には、おおきなおおきな水溜りが相変わらずある。
しかもいつもザブザブ水が動いてるんだ。
僕はイアンがいるから安心して(ほんの、ほんのすこーしだけ怖かったことは認める)、その水溜まりに近づけた。
するとイアンは僕に丁寧に教えてくれる。

「なんだ、わかるのか?そう、これが海だよ。でっけーだろ?チビじゃなくなったら、一緒に入って遊ぼうな」
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なるほど、この大きな水溜りを海っていうらしい。

海の匂いをたくさんかいでいると、
いきなり足元に大きな大きな水がやってきて僕は慌ててイアンの方に逃げた。
なんて無礼なんだ、海は!

するとイアンは大声で気持ちよく笑った。
イアンが楽しそうだと、僕も楽しくなる!

「お前の名前、ディランにすることにしたからな。大昔の海の神様の名前だぞ。イケてんだろ?ディラン」
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するとイアンはポケットから細長い何かをだした。
青色で渋い牛のにおいがするもので、それはイアンによって僕の首に付けられた。
金色なのに銀色みたいな、とってもおしゃれな飾りがついてて、僕が動くとチャリンと涼しい音がする。

音はきらいじゃないけど首周りがちょっと邪魔っけだ。
僕はぶるぶるっと首を振ったあとイアンを見上げると、彼は静かに言った。

「・・・お前も長生きしてくれよ、ディラン。今度ブーツに会わせてやるからな、お前の・・・そうだなー。兄ちゃんかな」

ふうん?僕にはお兄ちゃんがいたらしい。
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まあいいさ、それよりも海で遊ぼう、イアン!

そのまま砂(イアンが名前を教えてくれた)の上でイアンと遊んでいると、
いつのまにかダイアナが僕らのうしろにいた。

「あ~~、あたしが来たらって言ってたのに~~~もう首輪つけちゃったの?」
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「逃げても大丈夫なようにな」
「んもー我慢できなかったんでしょー。改めてよろしくね、ディラン。あたし達がディランの新しいママとパパだよー」

ママだって?僕のママは、ぴんとした耳と僕と同じ尻尾があった。
けどダイアナにもイアンにも僕と同じところなんかないのに、どうしてママとパパになるの??

まったく・・・ダイアナの言ってることはよく分からない。
・・・たぶんだけど、彼女はちょっとおばかさんなのかもしれない。

海の調査も一区切りしてたところだし、僕は大きなあくびをして少し眠ることにした。

「マイペースなやつだよなー、こいつ」
「でもちょっとイアンに似てる。可愛いよね」
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だって僕は可愛いもの。
ママはいつもそう言ってくれてたよ。
眠りたい僕の意思とは別に、僕の耳は勝手にぴくぴくと動いた。

「俺が?こいつと?」
「うん。イアンとディラン、目の色が同じだよね。お揃いの海の青色だもん」

僕はぱっちりと目を開ける。
知らなかったが僕の目は海の色らしい。それってすごくいい。だって僕とイアンはすごくいいコンビだから!

「目の色だけだろ。そんなん珍しくないだろ」
「あと実はよく周り見てるし。ほら、今もちゃっかり話し聞いてる」
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だって話してたら聞こえちゃうよ。
僕は大あくびをして、また目を閉じる。
少しして、いい匂いが漂ってきた。
いつもみたいにイアンとダイアナだけで美味しいものを食べるんだろう。
でもイアンは絶対に僕には自分達のご飯をくれない。
どんなに、どんなに吠えても甘えても、じっと見つめてみても絶対にくれない。

だから僕は態勢を変えて彼らに背中を向けると、本格的に眠ることにした。
ちゃりんと首の飾りがまた綺麗に鳴った。

                                                              (おわり)







犬視点の一人称で書きたかったので番外編にしました。
というわけでイアンたちに新しい家族が増えました(*´∀`*) 犬のディラン君です、どうぞよろしくお願いします。








ミニ漫画『各自の恋愛をレストランで例えてみる(5)』 +年末ご挨拶

覚えてる方は、さてどのくらいいらっしゃるか(ノ∀`)!

主要4名の恋愛や人格を料理に例える、ミニ漫画記事を書いてましたが
やっとやっと第2シーズンが完結したということで
最後の『ダイアナ』が料理(食べ物)などになると何になるのかがやっと公開できますー!(*´∀`*) !











管理人シム(改)が登場してますので苦手な方はご遠慮ください。
ちなみに再作成した今回の管理人シムは家人のお墨付き、相当近いようです。
こんな人間が来月のサロン・デュ・ショコラでハアハアしてたら私です(wwwwwwww)













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レストランの料理ではなく、
装飾として可愛らしく咲いているワイルドストロベリー。







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思わず顔が綻ぶ。







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度数がかなり高めでウィスキーベースなので男性が頼む系統のカクテル。
甘いシロップが入っているリキュールを使うものの、ウィスキーのほろ苦さと度数とが25~27と相当高いのでご用心。
油断させておいて一気にきます。

そしてマンハッタンの夕陽を現しているというチェリーは、このカクテルに必須。





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やっぱり顔が綻ぶ。











今年は第2シーズンが中心で、
そして約3年の連載が完結というダイイアに象徴された年だったので締めはやはり彼らにしようと思っていました。
兄アレックスがチョコレート、妹ダイアナがお酒という「嗜好品繋がり」になったのも偶然ですが
こういう思わぬ繋がりができると妄想しがいもあるというものです(*´∀`*)

エリンが前菜(フォアグラのテリーヌ)
イアンが肉料理(牛フィレのロッシーニ風)、
アレックスはデザート後のチョコレート(スミレのチョコレート)、
ダイアナがカクテル(マンハッタン)と来たので、
あと数カップルが加わればフルコースになりそう/////うぉおおおおお!!!?(妄想妄想妄想!)

やっぱり入れるとしたらアデルとトムでしょうが・・・・アデルが料理って言うと絶対辛そうだしな~~~~(妄想)
上記コースに入れるとなると、スープ、肉料理・・・・んんん!?
もう一捻りの妄想が必要そうです(うむむむ)
トムを料理に例えると・・・・すごく想像つかないので厳しいですね。

このシリーズを続けるかは不明です(ノ∀`)あっはは!








2015年、残すところ数時間となりました。
いつも年末になると昔観たドラマ「アリーmyラ/ブ」の、このセリフを思い出します。

『If you think back and replay your year,
 if it doesn't bring you tears, either of joy or sadness, consider the year wasted. 』

『一年を振り返ったときに、嬉し涙も悲しい涙も出てこないのなら、その一年を無駄にしたということだよ』


あなたにとって2015年はどんな年でしたか?

私は両面の意味で泣けそうなことがありました。
とっても嬉しいこと。
これは皆様もご存知の、ダイイアの完結とその結果皆さんから頂戴した嬉しい反応の数々です(●´ω`●)
他の趣味でも達成できたことがありました。

反面、ひどく悲しいことがあり正直辛くまだ立ち直れないこともあります。
そうして今年苦しんだり悲しんだりしたこともありましたが、
この一年がまた次に続き、それらが重なって私の人生になるんだと少し俯瞰的に考えてみれば
今まだある辛さも何かの礎になるのだと思います。

٩(๑òωó๑)۶ざっと一年を振り返れば、完璧じゃないけどいい感じの一年でした!٩(๑òωó๑)۶





本年も皆さまには大変お世話になりました。
2016年は、さらに皆様も幸せになりますよう、どうぞよいお年をお迎えください。






【番外編】Burnell Family in HALLOWEEN

ハロウィンということで本編には載せられなかったトム&アデルファミリーのネタを、
ショートマンガでお送りします✿

時系列としては、最終回のダイアナの挙式直前あたり・・・・
アデルの息子ジョナサンがすこしおにいちゃんになっています(*´∀`*)











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いつになく深刻な顔のトムこと、トーマス・バーネルである。






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この男、ノリノリである。
(ちなみにこのセリフはエピソード5、ルークとダースベイダー初対決の際のセリフから)







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息子だと分かった日から一番言いたかったセリフ








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パパにいつか言いたかったセリフ








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そして息子のジョナサンは夜の街へ。
お菓子をもらうツアーにお友達と出かけました。




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それはもう華麗なトス。







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ビキニアデルのせいで、
トム・アナキン・スカイウォーカーのフォースがダークサイドでジャバザハットしたんです。





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というわけで
アデル2人目懐妊話でした(ノ∀`)wwww
本年12月に最新作公開の某映画にささげます(うそだろwwwww)
頂戴しているコメントのお返事は、
本日パソコンがとられてしまったので(当記事の公開はスマホでしてます)
明日させていただきます(*_*)

ここまで読んでいただきありがとうございました(*☻-☻*)拍手ぱちん下さったら嬉しいです〜🌸



番外編ストーリー:エリンのかまど





新年最初のストーリー更新です(*´∀`*)
この番外編はもともと本編第2シーズン途中に組み込もうかも考えていたネタです。
が。既にお分かりの通り、これ以上過去の話を組み込んだりして
メインカップル以外の時系列を乱すとややこしくなりそうだったので番外編として出そうと温めてたエピソードとなります。

本編でもちょこちょことと出てきていた、エリンの料理スキルに関するお話。
たぶん第2シーズンでエリンにいきなり「すごい料理」設定が出ていたので唐突感があったと思いますが
ちゃんと流れがありました(;A´∀`*)
タイトル由来は某料理番組から✿
録画するとお菓子作る→太るになりそうなので、時折観るのですが独特の雰囲気が好きです。










エリンのかまど 
SEASON1.5 Erin's Kitchen 





アレックスが『待っていて』とサンセットバレーを一時的に去ってしまっていたころ。
その間のエリンは暇に任せて少しずつ新しいことを始めていた。
まずは海岸沿いで、薔薇やら花のガーデニング。これは元軍人のマークからの手ほどきを受け、なかなか順調。
心配していた潮風の中でも花が咲いてくれるようになってきた。
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そして。

「・・・・・・お前、本当に料理できねえんだな」
「? 何言ってるのよ、ちゃんと上手にできてるでしょ、ブルーレア」

ぶっちゃけ色々な男性とデートやらで最高級といえる料理を堪能してきたエリンは食知識の豊富さには自信がある。
ステーキ肉の表面を数十秒だけ焼いたという見事なブルーレアのステーキが、
某レストランの真似っこをした美しき体裁で皿に乗っている。

「イアン、まさかあなたブルーレア知らないわけじゃないでしょう?できてるじゃない」
「ああ、そうだよな。でもな、エリン」
「?」
「これは豚肉だろうが」
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一緒にテーブルについている少女ダイナアと彼女の母マーガレットが、
「あわわわ」という顔でエリンの自信作・『生焼きポークステーキ』を見下ろしていた。
しかしエリンは非常に誇らしげにウィンクまでしてみせる。

「そう!牛肉だとつまんないから、豚にしてみたの!牛肉と違ってビタミンも摂れるし、美容にもいいの。知ってた?
 エステで知り合ったおば様に教えてもらっちゃった。流行ってるみたい」
「待て待て、そうじゃねえだろ。そこじゃねえよ」

「なによ。普通に美味しいわよ、失礼ね!」
「! お前、まさかこれ食ったのか!!」
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「決まってるじゃない、でなきゃ出すわけないでしょ?先週自分用に作ったのはもうちょっと表面がピンクだったけど、
 今日はもっと上手にできたの❤ あなた用にお替わりの分もあるわよ」

ウッドヤード家の食卓にお招きされた一同の顔が歪む。

「「「エリン!」」」
「えっ?」
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これは今よりも少しだけ若かったエリン・ウッドヤードの、・・・・『花嫁修業』のささやかな記録である。











ふつうに店で流通している生肉は、全て加熱調理用であるという基本中の基本知識がなかったエリン。
1番動揺したのは、色々な背景と共にエリンを愛してやまない(恋愛的な意味ではない)元軍人マークだった。
彼にほぼ強制というかたちで病院で寄生虫やらなんやらの検査までさせられたが、
元々旅行癖があり色々な地域を行っていたこともあったエリンは時折そのテの検査もしていたらしく、幸いにも問題はなかった。

「アンタ、本っ当~に気持ち悪いとかなかったの?」
「ないわよ、大袈裟ねえ」
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ぷんすかと言い返すエリンに、マークは深く溜め息をつく。
そして呆れ半分、「暗殺されかけたようなもの」だと怒り半分のイアンが、キッチンカウンターの上にノートを広げてやった。

「書け。『その1。専用に仕入れたものじゃない限り、全ての肉は中まで火を通す』。書け、エリン」
「何で?」
「エリン。料理をするなら”グルメ知識”だけじゃダメよ。基本的なことから学びましょ。
 センセイを呼んでおいたから。センセー、ヨークセンセー!! 5番テーブルにご指名よー」
「ハイハイハ~イ❤」

マークが茶化しつつ呼ぶと、澄んだ声で年甲斐もなく可愛らしいポーズを決めるのは いつもの顔。
娘ダイアナとお揃いの赤毛が鮮やかな、エリンの親しき友人の一人である元歌手のマーガレット。

「まずは目玉焼きから。朝食のお約束だけどダイアナもこれから勉強したの。エリン、頑張ろう!」
「! そんなの卵を割って焼くだけじゃない!」
20141231 (5)
すぐに反発したエリンに対し、彼女の両サイドからマークとイアンがさらに強く反発する。

「肉を焼くだけの料理で俺ら全員を殺しかけたお前がそれを言うか!」と、イアン。
「料理をしたいなら大人しく勉強してちょうだい、エリン!アレックス暗殺犯にでもなりたいの?!」と、マーク。
「その通りだ、マーク!アレックスが戻ってきたら一面記事のタイトルはこうか?!『サウス公爵、ステーキで死ぬ』!! 」
「エリン、あたしはあなたの写真がそんなスキャンダルで世間に出るなんて許さなくってよ!!」

口達者っぷりはトップクラスのイアンとマークに言われたら、エリンが逃れられるわけがない。

「ダイアナが乗馬を教えてもらったりとかもあるし、お互い様よ、エリン。これで我が家の貸しがやっとゼロってこと。
 ね?一緒に料理するの楽しいし、やろ!」

飴と鞭の役割を即座に理解したマーガレットがにっこりとフォローして、
エリンは彼らの思惑通りに授業を受けることとなった。

20141231 (8)
「まずフライパンを温めておいて、バターか油を入れておく。ここまではいいよね。で、卵を割って入れるだけなんだけど注意」
「え?なにかある?」

「お店とかで綺麗にしてくれてる卵だけど、鶏のお尻の穴から出てくるでしょう?
 お店のパックとかはちゃんと薬で殺菌されてるけど、基本卵はさわったら、何も触らずにすぐに手を洗うこと!
 そのまま冷蔵庫を開けたり、お皿やグラスを触ったり、サラダを作ったりしちゃダメ」

「! そうか、そうね。総排出腔よね」
「へえ、そう言うの?さすがエリン。よく知ってるのね」
「うふふ」

さすが母親でもあり、少し年長でもあるマーガレットはそうやってエリンを褒めながら、
料理の仕方は簡単な説明にしつつも気をつけるべきことを重点的に教えてゆく。
20141231 (9)
ところが思わぬところでショックを受けている男がひとり━━━━ イアンがぼそっと呟く。

「マジかよ」
「あら、イアン。知らなかったの?卵が出てくる出口は一緒よ」
「ケツの穴なのか」
「ケツの穴よ」

タバコ嫌いのエリンの手前、
マークはシリアス顔でタバコを吹かしているようなフーっというジェスチャーをしながら繰り返した。

「アンタはケツの穴から出てるものを食って育ったってことよ、イアン。で?卵がすきなの?ケツの穴はお好き?」
「おい、マークやめろ」
20141231 (7)
スクランブルエッグ好きのイアンは複雑そうに呻いた。











そんな感じで講師マーガレットのお料理教室は不定期に開催された。
ある日は市場から配送されてきた、立派な白身魚があるのでソテー。
といっても今時は店で頼めるからと、シングルマザー・マーガレットは魚の三枚下ろし講座なんざはせず、
なかなか現実的な料理を毎回披露した。

「白身のお魚は好きよ、さっぱりしてて。白身魚だもの、白くなれば火が通ってるってことよね?」
20141231 (11)
「おしい!焼いた魚につまようじとかを刺して、色のついてない透明な汁が出てきたらOK。
 見た目で判断はダメよ。強火とかにして焦りすぎて焼かないこと。中火で様子をみながら。料理は焦らない」

エリンの若干の猪突猛進するきらいを見抜いてるマーガレットはそう繰り返すと、
ふんふんと頷きながらエリンは大人しくノートに書く。
その生い立ちゆえ、学校には通ったことないエリンは楽しんでいた。
それにマーガレットと自分の共同制作料理目当てで、イアンやマーク達が来てくれるのも賑やかでエリンは非常に嬉しい。

20141231 (10)
あと昔の泥棒時代に時折見ることのあったアレックスの料理の手つきよりも、やはりそつがない。
生真面目に大きさを揃えようとしていた彼を思い出し、エリンは心の中でいつものように遠くのアレックスを想う。
気付いたら家族になっていた唯一のひと。

この不定期の料理教室の開催は日曜日なので、
見学者兼『イアンに会いたい』少女ダイアナがニコニコ顔で彼の隣にちゃっかり居座っていた。

「あなた達、あいかわらず食べるだけね」と、明るく笑うエリン。
「だって食べる係だもーん。ねーねーねー、イアン。日本だとサシミってあるじゃん?あれって」
20141231 (13)
「! ダイアナ、余計なこと言うな。
 ・・・・エリン、刺身を作っていいのは特殊な免許があるシェフだけだからな」

ダイアナの言葉を遮ったイアンが言い放つと、エリンはふふんと笑い、

「あら知ってるわよ、フグでしょう?昔すすめられたけど断っちゃった。ちょっとゲテモノよねえ。
 でも普通の魚も免許が必要なの?」
「そうだ。お前じゃ刺身とかスシは作れねえからな。絶対にやるんじゃねえぞ」
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イアンは自分(とエリンの料理を食わされるであろう他の人類)の身を守るため、
堂々と嘘をついた。













エリンにとっての鬼門 ━━━━豚肉。
その豚肉を使ったコンフィのときには特別講師として理系少女ダイアナが参上した。
20141231 (18)
憧れのイアンも見守っているのでちょっと張り切り気味のダイアナは
豚肉ブロックに大目の塩、そして市販のミックススパイスの袋を並べる。

「これはあたしの得意料理なんだー。この低温の油のなかにね、この豚肉のカタマリを入れまーす」
「あっ、低温殺菌ね?」
「ピンポーン、その通り!牛乳とかと一緒で風味を壊さないように、65度以上70度以下でじっくりじっくり殺菌するよ。
 コレコレ、油の温度はかれる奴ねー」
20141231 (14)
そこには食材の温度も見れるよう先端が尖ってる電子温度計がある。
煮物用のナベいっぱいに油を注ぎいれて、ゆっくりと豚肉ブロックがその中に沈んだ。
ぐつぐつ、さえ言っていない。ただ静かに沈んでいる。
手順が落ち着いた頃を見計らって、イアンが指先を少し挙げて「ヨーク先生、質問」とヒラヒラ揺らす。

「はーい、グレンツさん。なんですかー?」
「そもそもコンフィってなんだ?食いはするけど実は知らないんだよな。フライじゃねーのか」
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「えっとね、お肉が保存しやすくなって美味しくなるんだけど細かくは油じゃいけないってわけじゃないんだー。
 あとの詳しいことはネット検索してくださーい」
「おい、コラ」
「んもー、今ちょっと忙しいの!肉の中の温度を65度をキープしなきゃだから、こまめに火の調節しなきゃいけなんだからー」

この頃は将来教壇に立つなんて知りもしなかった少女ダイアナは、そう言い放つ。
そしてキッチンタイマーが3分ごとに鳴るたび、
ダイアナは用意しておいた食材の温度を測る温度計を見ては変化のない鍋をじーっと見つめる。
20141231 (15)
「・・・・見てる必要、あるものなの?ダイアナ」と、エリン。
「ううん、必要ないよ?でも面白いよ」と、ダイアナ。

ダイアナに言われた通り、ささっと携帯で検索し、
要するに保存食を作る料理法だと知りはしたイアン。
母マーガレットにでも教わったのか、若い割に凝ったもん作るもんだと感心しつつ彼は何気なく尋ねる。

「で?どんくらい煮るんだ?」
「6時間」
20141231 (17)
わざわざ空腹でやって来てやったイアンの腹の虫が低く鳴いた。
 










我は強いが頭もよく、あと根幹では素直さも持ち合わせているエリンはそつなく料理の知識を吸収していった。
アレックスが居なくなってから3回目のクリスマスがくる頃には、
例の『生焼きポースステーキ』の無謀さも認識はできるようになる。
20141231 (21)
その日は焼きすぎた量のパンの香りが、エリン一人の家に満ちた。

「裏ごしすると舌触りは滑らかになるけれど、栄養素を壊しちゃったり繊維質を失くしちゃうんだって。
 だからヨーク家では裏ごしは基本しないでマッシャーでつぶしてるだけにしてる。楽だしね!」
「あら。繊維質は美容には必要よねえ」
「その通り。好みの問題もあるけど普段の食事で手を加えすぎたりすると、思わぬところで栄養が偏るから気をつけて」
20141231 (23)
「はーい❤ あ、あのねマーガレット。次のクリスマスは、イアンの家でステーキのリベンジをするのよ!」
「そうなの?あたしは行けないけど今度あたしにも作ってね」

エリンは喜んでと先生に向かって頷いた。

「あのパン、イアンも食べたいわよね。取りに来てもらおうかな」
20141231 (20)
届けてあげる、という種の献身さはエリンにはない。


ただし残念ながら、
この話題になった『リベンジ』のステーキは調理したエリン自身は皆と食べることはなかった。







当然、そのクリスマスに待ち人が帰ってきたからである。
20141231.jpg













さて、アレックスが帰ってきて年明け。
エリンとアレックスが結婚する報告を受けて、友人であり講師マーガレットを始め、いつもの面々は大いに喜ぶ。
努力の甲斐もあって、エリンの料理は特別すごい腕前ではないが普通に作れるようになった。

「これにて卒業ね、エリン」
「本当にありがとう、マーガレット」

師匠と弟子がティーカップを持ち上げて乾杯の仕草をしたところで、彼女らを支えた功労者たちが呟く。
20141231 (25)
「長かった」と、イアン。
「長かったわねえ」と、マーク。
「お疲れさまー」と笑うダイアナが言うのは勿論エリンに向けてではなく、エリンの花嫁修業を支えた母達にだが。

そんな和やかな中おっとりとした仕草で紅茶を給するのは、エリンではなくアレックス。
3年ぶりの再会の興奮もついさっきまで一同にあったはずなのに、その独特の緩やかさでアレックスはまた当たり前に馴染む。
そして心から安心したように、

「でも良かったよ。昔からエリンは外食ばかりでね。イタリア時代もエリンが留守してたときなんかは、いつも心配してたんだ。
 それがちゃんと自分で作れるんだからすごいよ。本当にありがとう、マーガレット」
20141231 (24)
「今朝は目玉焼きを焼いたのよ。ね、アレックス」
「そうそう。素晴らしく美味しかったよ。
 サラダもスープもあって盛り付けも完璧で、お店も開けるよ。『グランドメゾン・エリン』だって言ってたんだ。ね?」
「うふふ❤」

それは記念すべきエリンが教えてもらった1つめのメニューだが、スープはインスタントだし、サラダはちぎっただけ。
イアンすら時折作るような簡単なメニューだが、
お料理ノートで新妻エリンの努力の軌跡を既に知っているアレックスは、手放しで最上に甘く褒め称えた。

「で?お前ら旅行はどうすんだ。結婚式前に行っちまうんだろ」と、イアンが尋ねる。
「2人とも行った事ないところにしようと思って、中国で食べ歩きするのよ。あなたのお勧めのお店とかあったら教えてちょうだい」
「ああ。メールしとく。でもな、エリンお前式の準備はサボんなよ。全然選べてねーだろ」
20141231 (26)
「はいはい」
「いいないいいなー!あたし、外国いったことないー」

アレックスが戻って来たばかりであるため、
約半年後の夏からイギリス留学する予定であることを母以外には隠していた少女ダイアナは
目をキラキラさせながら声を上げた。









初夏に結婚式を控えて、
エリンの誕生日がある3月に彼らは1ヶ月のハネムーンへと出かけた。
穏やかなる人生を2人で共にと願ったアレックスの幸せは長くは続かなかった。
20141231 (33)
新婚旅行先の中国にて、それは起きてしまったのだ。


「薬食、同源??」
「欧米でも最近は科学的に栄養学を考えておりますが・・・
 中国では紀元前から皇帝陛下の栄養を食医という医者が管理してまして、食事もすべてが薬であると考えておりました」

かつて中国皇帝が食したという豪華な料理を前に、レストランの代表の説明を聞きながらエリンは目を輝かせる。
顔が売れてしまった元公爵のアレックスがいると、お忍びとはいえ、どこでもこういう待遇になってしまう。

「味だけではなく、体に入ると作用を現すものもあります。体を温めたり、解毒・・・身体の疲労物質を排出させたり」
「! デトックスね」
20141231 (27)
「その通りです、奥様。
 最近でこそ有名ですが、古来の医師たちは当たり前に取り入れていたのです。例えばこちらの━━━━」

机の上の料理の解説を聞きながら、エリンは頷く。アレックスはマイペースに食べながら、

「面白いなあ。やはりスープは体を温めるとかかな?風邪を引いたら、子供の頃は鶏とオニオンのスープだったよ」
「はい、旦那様。さらに料理自体の温度だけでなく、ゴマや・・・土の中で育つものは体を温める作用があるので、
 そういったものを使ったりします」

少しだけ漢方香がする料理が出ると、エリンはくんくんと香りも楽しみながら笑う。

「こういう薬の香りがするのものを王様はいつも食べていたのね」
「いいえ、そういったものは目立ちますがあくまでアクセントです。
 旦那様がおっしゃったオニオンも体を温める野菜ですし、薬である、そういうことなのです。奥様」

20141231 (28)
「食事が、薬ってそういうことなの」
「はい、奥様。たとえ体系立てていなくとも世界中の台所が実はそう考えているのです。
 インドでもスパイスのカレー、イタリアのオリーブオイル、日本の生食も、特別な薬ではなく日々の当たり前のものです。
 そのように全てのお召し上がりになる食事によって、お健やかに末永く、お幸せに暮らすことこそが大切ということです」

「なるほど。エリン、どう思う?」
「なんて素晴らしいの!」

感動したエリンは目を輝かせる。
決して特別なことではない、全ての食事が薬というのはそういうこと!なんて素晴らしい考えなのだろう!
自分の食知識は完全に西洋料理ばかりに偏っていたと、
正直『お腹に溜まればいいし、時々美容も気にする』程度だったエリンの食事観が、まさに大きく転換した瞬間である。

「ただ、わが中国は紀元前から知っておりましたが」
「黄河文明は違うね」
20141231 (34)
胸を張る中国人の彼にアレックスは朗らかに微笑んで、さらりと流した。
近々、妻となる女性のなかに芽生えてしまったものを知らずに。












エリンは自分なりにマーガレットみたいに『自分のオリジナル得意料理』なんてものを生み出してみたいと
料理の基本を覚えたと彼女にお墨付きをもらったときから考えていた。
マーガレットの料理も主婦ならではで細かい分量の取り決めがあるわけではなかったし、
そもそもレシピ本の通りに作るなんてつまらない!

オリジナル料理について考えていた矢先、その方向性を決定付けてくれる閃きが、とうとう舞い降りたのだ!

「最近は読書漬けだね?」
20141231 (35)
「暇なら手伝ってくれる?」
「読書を?」

エリンの手に引かれるまま腰掛けると、まるでアレックスをソファーさながらにしてエリンは読書を続ける。

「その本、さっき宅配で届いたやつかな?」
「静かに」

ぴしゃり言われると「はいはい」と笑って、アレックスは時折エリンの髪を指先に巻いては解いてを繰り返した。
新婚旅行から戻ったエリンは、西洋東洋のスパイスハーブと料理に関することを色々齧って勉強している。
20141231 (36)
そして中国じゃ『良薬は口に苦けれども病に利あり』・・・
つまり病に効く薬は、美味しくないっていう格言があるらしいことを知る。

エリンが目指すのは、ズバリ"西洋と東洋融合"。
薬食同源は知らなかったけれど世界中を旅行してきたエリンは
普通の奥さんよりも、きっと色々な料理を作れるはずと密かに自信があった。

「アレックスは漢方とかは平気よね?」
20141231 (31)

「そういう好き嫌いはないから大丈夫だと思うよ。
 旅先でもあれだけ食べてたし、こっちじゃああまり食べることがないから少しだけ恋しいかな」
20141231 (37)
「! そうね!」

そして、家族のアレックスだけじゃなく・・・・親友のイアンや、マーガレット、マークにダイアナだって、
自分の料理で健康に幸せに、おじいちゃんやおばあちゃんになっても一緒にいてくれたらと思う。
そうだ、そういう料理を作ろう!そうしよう!

「きーまった」

もちろん甘え方も心得始めてるエリンは代金代わりとでもいうようにチュッと軽くキスだけして、
ソファからひらりと降りてしまう。

「何をするの?」
「内緒!アレックス、私忙しいから。くっつくのは、後でね❤」
20141231 (39)
「はいはい。お邪魔しました」

つい数分前に呼んでおいて追い払う・・・とても彼女らしい。
こういう気まぐれなところは変わらないんだろうとアレックスは口先でだけ思ってもないのに謝って、
急にわくわくと忙しそうにしはじめたエリンを見送った。



そして。
20141231 (38)
エリンは、庭で育て始めていた自慢のハーブへと手を伸ばした。










「薬食同源!というわけで私の第1号のオリジナル料理よ。ハーブと、旬の野菜を使ったの」
20141231 (41)
もう当初のように生焼けだとか食べる以前の問題は、エリンの料理にはない。
しかし一口目から、アレックスは『ヤギにでもなったみたいだなあ』と思いながらハーブだらけのそれを咀嚼した。
素材そのものの味というより、もうまさにハーブだ。

「あのね、これであなたが私のお料理で元気になってくれたりしたら嬉しいなって思うの。
 それにイアンもマークも仕事が忙しいみたいだし、私たちの家での料理で元気になってくれたらうれしいでしょう?」
「・・・・・・━━━━ 」

アレックスは愛しさのあまり心が震えた。
もう、どうしたものか!こんなにも可愛らしく、優しく、愛溢れる女性が他にいるだろうか!?(いや、いない)
世界中の人間に、エリンはまさに女神であるとアレックスは熱弁したくなる。

「とっても美味しいよ。ありがとう、エリン」
「! そう、良かった!これからも頑張るわね」
20141231 (42)
・・・・ん?
感動のあまりアレックスは初手を誤った気が、した。

動揺しやすい彼は少しだけ軌道修正させたいと良い言い回しを考えるが、
残念ながらイアンと違ってアドリブで切り抜けられるような器用さはない。
片づけを終えて、「ごちそうさま」とアレックスに言われると彼の女神はさらに嬉しそうに微笑む。

「味はどうだった?ちょっと薄味だけど私はこのくらいでもいいのだけど」
「うん、大丈夫だよ」
20141231 (43)
味、ついてたのか。
味の濃さという面ではエリンは昔寺院育ちだったせいか味が薄くても平気みたいだというのは昔から感じていた。
それは彼女のせいではないし、ならば合わせるべきだと考えているので、そういった主張しない。

「良かった、じゃあ合格ね!」
「あ」

もう、遅い。
猫のようにくるりと喜びのまま一回りまでして見せて、エリンはとっても嬉しそうだ。

「・・・・・」
20141231 (40)
良き夫でありながらも、今となってはどこか父のようなものだ。
エリンへの甘やかしという自覚もあるが、しょうがない。
アレックスにとって家族がいなかったエリンは、もっともっと甘やかされてしかるべき存在なのだから。










そして。




「━━━━と、いうわけで君にもエリンの料理を無下にしないでほしい」
「お前が勝手に甘やかすのはいいが、この俺を巻き込むな」
20141231 (45)
「エリンは俺だけじゃなく君の健康も考えてのことなんだ。君だって海に来た日は、こうしてアポもなく食事にも来ることだし、だ」
「わーったよ。で?そのご自慢のヘルシーだとかいうホットドックってのはどこだよ?肉なしは認めねえからな」

言葉を遮ってイアンが渋々の”ふり”で結局承知すると、
安心したアレックスは柔らかく微笑む。

「ちなみにこれはサラダじゃないよ。ハーブに埋まってるけど、ちゃんと肉のソーセージが入ってるホットドックがあるんだ」
20141231 (47)
こんもり、という表現がぴったりのサラダの中だと?
食べれそうだが、肝心のホットドックのパンはじっとり湿り気でも帯びているだろう。
こういうお節介が好きなくせに、どうしてこうエリンはガサツなのかとイアンは呻く。

「うっそだろ、オイ。この俺がウサギにでも見えるってのか、お前は」
「え?はは・・・見える見える」
「ぬかせ。せめてサラダと別々にするように甘やかす前に、あのバカに言っとけ」
20141231 (44)
「夫が妻を甘やかして何か悪いかな?こういうコンセプトなんだ。
 ・・・・・・ま、夏はどんどん葉も伸びていくみたいでね。2人だと多すぎるから助かるよ」

爽やかに笑いながらも、
アレックスはぽろっと本音を零した。

エリンのかまどの火はまだまだ落ちることはない━━━━忍耐強き彼女の夫と、心優しき親友がギブアップしない限り。
   
                                                (Fin)








ときめきメ●リアル R's Side (2)




■ご注意■
・「と/きメモGS」のパロディを、当ブログのストーリーキャラで唐突に行っています。
 親ばか&脳内妄想が相変わらず大爆発してます。
 元ゲームのイメージを損なわれることが嫌な方、そういう記事が苦手な方はご遠慮ください。
顔・体のバランスやポーズの関係でティーンにはしていませんが、【高校生だったら】想定の髪型・制服着こなしです。
 変化がないキャラもおりますが、そういうキャラだということです(笑)





続いて、他キャラのスチルや、長すぎる攻略情報など。
・・・・これ考えるのが楽しいんですよね!!!!(;*´∀`*)>
文章長すぎてすみません。当ブログの仕様です。


■攻略解説!■アンドリュー
女の子大好きな、ふしぎな男の子。なにやら秘密があるらしい。
科学部所属し、ダイアナと「友好」状態で、かつ「魅力」「気配り」が80以上になると出現する。
tkr18
<攻略方法>
恋愛ENDを目指したい場合、科学部所属&ダイアナとは「友好」維持必須。
ひたすら「気配り」「魅力」パラメーターを上げる。ファッションは何でも喜ぶ。そういう意味ではチョロい。
当初こちらからはデートの誘いは出来ない。
アンドリューの好感度が「好き」状態になると、最初はミシェルも含めたデートに誘ってくる。
唐突に「僕でいいんですか、本当に?」の質問イベントで、アンドリューの正体が判明する。
「もちろん」と答えれば恋愛ENDルートとなり、2人きりのデートの誘いが可能になる。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力--- 芸術--- 流行---  運動--- 気配り100 魅力150
ダイアナと「友好」状態。
科学部でロボコン団体戦1位をとること。







■攻略解説!■リズ(エリザベス)・テイラー
小生意気なオタク女子。
ダイアナと「友好」状態で、かつ「流行」が60以上になると出現。
tkr22
<攻略方法>
恋愛ENDを目指したい場合、ひたすら休日デートでは「飲食店」「本屋」にのみ誘う。
ただしずっと「友好状態」以上にはならない。
高校3年目の春に、「プレプロムのドレスの買い物デート」に誘うと、一気に「ときめき状態」となる。
なおそのうち庸一が登場するが、ライバル関係にならないように彼とは疎遠でいる必要がある。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力--- 芸術--- 流行100  運動--- 気配り100 魅力100
休日デート40回以上。




■攻略解説!■佐藤庸一
無言の女嫌いのファッションサムライ。
ダイアナ&リズと「友好」状態で、かつ「学力」が60以上になると出現。
ある種、攻略再難関キャラ。
tkr21
<攻略方法>
洋服は系統関係ない。「DANGER」判定となるような最悪のコーディネートでも全く問題なし。
庸一の攻略は非常に特殊。
彼が登場すると発生する「無言の庸一が何考えているか」を当てるクイズに正解していかないと、
好感度が「普通」以上にならない。「お前だけゲームが違うだろ」という鬼仕様。
なお庸一攻略の場合は、リズとの関係を「友好」から下げないと
卒業直前にライバル関係となり自動的に攻略不可能になってしまう。庸一を登場させたらリズと疎遠になること。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力100 芸術--- 流行---  運動--- 気配り--- 魅力---
庸一のクイズ正答率90%以上必須。







■攻略解説!■サニー・ミラ・チャーチル
おっとり系天然純粋培養のお嬢様。
特殊攻略の方法となる女キャラ。ダイアナ&リズと「友好」状態で、かつ「気配り」が60以上になると出現。
tkr23
<攻略方法>
ファッションは実は元気な学生っぽい「アメカジ系」がよい。
恋愛ENDルートの場合は、全てのイベントにおいてサニーちゃんとペアにならなくてはいけない。
また2年生になるまで、チャンスがあるごとに下校(またはお茶)に誘って帰宅すること。
ただし他キャラとの下校イベント発生もあるので、その場合はリロードする(www)
すると3年目に「婚約イベント」が発生すると自動的に攻略完了となる。
なお、サニー攻略を進めているとレインが登場するので、彼とライバル関係にならないようにすること。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力---- 芸術--- 流行---  運動--- 気配り--- 魅力---
パラメーターは関係ない。ひらすらサニーの面倒をみつつ、婚約すること。以上!







■攻略解説!■レイン・エドワード・ヒルマン
「ツンツンツン、そしてバレバレのデレ」という余裕のないお坊ちゃん。
サニーちゃんと同時に出現。
tkr24
<攻略方法>
サニーに対して「好き」状態で出現し、色々な会話イベントが発生。からかって反応を楽しむキャラ。
ただしレインの好感度をあげる前に、サニーの好感度を「友好」から下げてライバルにならないようにする。
恋愛ENDの場合はお邪魔虫的な回答を選び、彼らの下校等をジャマするべし。
そしてサニーに対して「普通」状態になると、
プレイヤーに対して世話を焼き始めるイベントが発生するので、鈍い回答をしていると好感度が上がる。
スキンシップは「目を見つめる」系のみOK。露骨なタッチは×だが、反応は非常にいい。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力--- 芸術100 流行100  運動--- 気配り--- 魅力150




■攻略解説!■マーク・ヘーズ
男性なのに何故か女口調で登場する、「りぐ学」の理事長。「運動」が80以上で出現する。
tkr19
<攻略方法>
出現条件が「運動」にも関わらず、イキナリ現れてプレイヤーのファッションチェック(着ている服チェック)をしてくる。
OKだと「流行」にボーナスポイントが入る。NGだと「疲労」が加算される。
恋愛ENDの場合は、エリンと「友好」になり、「バスケ部」入部(マネージャーではない)してパラメーター育成すること。
そして全てのファッションチェックで「まあまあね(=最上級の褒め言葉」を8回連続取る。
すると9回目のファッションチェックの際に、おふざけの女口調ではなくなる。
恋愛ENDルート突入した証である。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力--- 芸術--- 流行200  運動200 気配り--- 魅力---





以上が、「R's Side」の攻略全キャラでした❤
楽しかった~~~~~~~~~~~~(*´∀`*)~~~~~~~~~~~~!!!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!!!!





















ここで終われるわけがない(ヾノ・∀・`)ナイナイ
(`・ω・´)✦シャキシャッキーン!!ここから隠しキャラの攻略解説です!!
(お前本当に楽しんでるよなwwwwww)
隠しキャラからの出現とか、脳内設定もここまで来ると我ながら気持ち悪いけど当ブログでは仕様です。
ヒロインのお助けキャラとして登場するアレクサンダーくん。
攻略対象としての出現が隠しであり、バレバレですが彼が「りぐ学」の王子様です。


王子様キャラが隠しという謎ゲー。
ただし普通にプレイしていると攻略キャラになりません。
普通にプレイすると、卒業式時点で誰の攻略も出来ないときの慰めキャラとしてしか出てきません。
tkr17
なので隠し攻略キャラとして出現させる条件。

①毎月2回必ずアレクサンダーくんと「おしゃべりをする」
②イアンとの好感度を毎週アレクサンダーくんから訊く (好感度数値は関係ない。訊くことが大事!
③ダイアナと「仲良し」状態になる。イアンを巡るライバル関係はダメ(ゲーム当初から科学部所属&空いた休日は絶対遊べはOK)
④1年生の6月までに魅力と芸術パラメータをガンガンに育て「魅力90」以上にする。面食いなので。

イアンがトリガーなのは、アレックスにおいてはもはやお約束です❤
以上の条件4つを満たしていると、
アレクサンダーくんの好感度が「好き」になると変化がおきます。tkr25
距離感が変わる(`・ω・´)✦
他の男の好感度情報を聞き出すと、返事も「いいよ」だったのが、意味深に「・・・・いいよ」になります。

⑤それでも毎週イアンとの好感度を毎週アレクサンダーくんから訊きます (好感度数値は関係ない。訊くことが大事!

※ちなみに別にイアンとは「普通」状態でも問題ないです(ノ∀`)むしろ「普通」より上はダメです。
 ダイアナとライバル関係になってしまうのがダメです。

そして1年生が終わる最終日に、イベントが発生。
イアンとダイアナから、バーベキューのお誘いです!
tkr26
第一シーズンのストーリーにこのへんはなぞらえて。
夏休みってことでリア充らしく皆でバーベキューです❤(*´∀`*)!




tkr27_201409181435495d0.png
強制参加のイベントですので、
断る選択肢は出ません✿


すると、このバーベキュー当日に、
アレクサンダーくんのスイッチONになるイベント発生。
電話が掛かってきます。
tkr28.png
ストーリーになぞらえる!!!!!(大事なことなのでry)

ここでイアンを呼ぶのがお約束。
アレクサンダーくん、内心おこ。


tkr29
もちろんここは、誘ってあげてください!
アレクサンダーくん、プライド高いから!!

しかしこの攻略情報・・・・
私はどれだけ脳内設定作りこんでいるのだろうwwwwwwwwwwww(爆笑


tkr31



人気投票1位ということで、
アレックス派の皆さま、お待たせしましたwwww
tkr30
高校2年目になりました!
アレクサンダーくんの報告したいことって・・・・・
もしかして(・∀・)!!!!ニヤニヤニヤ!!!!




tkr32
ハイキタ━━━━(σ゚∀゚)σ∀`)━━━━!!!
来ないわけがない奴がKITAAAAAAAAAA!

アレックス恋愛END突入━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!


超楽しい(笑)
こーゆーの考えるの超たのしいです。




tkr33
要するにダイアナからもヒロインからも学校の情報が耳に入り、
他の男の影が明確にチラついてチラついて、
極限に我慢の限界を超え、とうとう編入してきました(アレックスwww)





元ネタのヒロインもこういう笑い方するんですよね( ´∀` )ふふっ!
tkr34


■攻略情報:アレックス・サウス
プレイヤーのお隣さんとして暮らしていた男子校に通っていたアレクサンダーくん。
ところが実は、ダイアナちゃんと訳あって別々に育っている異母兄妹。飛び級してる1歳下の妹ダイアナとプレイヤー達と同じ学年。
編入してきて、即「りぐ学」の「学園の王子様」ポジションを得る、おそろしい子。
<攻略方法>
卒業まで毎月2回、補助キャラのときのメニュー【おしゃべりする】をすること。
もちろんアレックス攻略の際にはエリンと「友好」状態にならない。ライバル関係となる。(やっぱりかwww)
そしてイアンを「好き」状態にさせない。
ダイアナとライバル化したら、その時点でアレックスからの好感度が一気に2段階下がる。
両者の解消は時間がかかりすぎて実質不可能。
アレックス用にパラメーターを効率よく上げる部活・バイトはない!ひたすら上げる。
<攻略必要パラメーター&条件>
学力--- 芸術200 流行---  運動--- 気配り100 魅力250
ダイアナと「友好」以上の状態。








元ネタのゲームでも、
好感度に合わせて親密度という指標があります。
それが一定以上になるとデート帰りなどに「大接近モード」というのが発動して、
接近しつつ触ったりだの色々(ちょwww)でき、
男キャラとのどきどき反応があったりします。




「大接近モード」発動すると、
既に「好き」以上&「親密度MAX」なので「え?付き合ってるんじゃないの?」的発言が随所に出ます。
画面はこんな感じ。
隣に並んで歩いて帰ってる感じですね!!!////
ちなみにアレックスの場合は、ナチュラルにこういう発言が飛び出す。
20140918 (1)
付 き 合 っ て ま せ ん 。


余談ですが管理人は女子高だったので、
「イイ感じになっている男子と一緒に下校」というイベントに並々ならぬ思い入れがあります(急にどうしたwwww)
駅で待ち合わせして下校とかじゃダメなの。同じ学校で昇降口とかで、偶然でも待ち伏せでも、
意図的でも偶発的でもそういうイベントにキュンキュンするよーな高校生活が送りたかったッッ(`;ω;´)ブワワッ
帰りに「俺の自転車の後ろ乗る?」とか言って欲しかった。
そんな夢を叶えてくれる「GS」は本当にすごいと思う(キッパリ断言)


20140918.png
付 き 合 っ て ま せ ん 。

左画面の❤の数が触れる回数で、
タッチ(こする・タッチ・長押し)に成功すると、左上のアイコンキャラが赤面してゆきます。




20140918 (4)
何度でも言いますが、 付 き 合 っ て ま せ ん 。
皆様既にご存知でしょうが一見そう見えないけど、実はグイッグイなのが紫アレックス
君は一体どこに行くつもりなのか。
ご休憩か、ご休憩なのか。ていうかお前ら家が隣だろ。


ちなみに人気投票結果のときにお気付きの方もいらっしゃったかもしれませんが、
アレックスは赤面すると耳が染まります。
↑の高校生アレックスは顔赤面してますが、大人になると顔はそうそう赤くなりません。もう少し落ち着きます。



そしてここからが「R's Side」のご提案する新機能(なんじゃそりゃwww)
「大接近モード」で全てタッチ成功すると発動する「本性モード」
20140918 (3)
アレックスの本性といえばこれでしょう!!ジェラックス!!!(ジェラシー+アレックス)
アイコン・ハート・セリフウィンドウ全てがそのキャラの色に染まって
本性を曝け出すというモードッ!(`・ω・´)9m 時には激しく!時には甘く!






最後にアレックススチル。
tkr33 (2)
卒業式の告白じゃなくて、
プロムへの誘いが告白とかの方が良さそう。




そして例によって、まだストーリーが完結していないため
本性とか告白系のネタバレにつながりそうなところで出番がない、不憫なイアンでした(´・ω;`)ホロリ

以上、自分が一番とっても楽しかった、「R's Side」でした。
折角つくった高校生のみんなのデータ、今後も出番があるのかは不明ですが使えたらいいな(*´∀`*)
ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました✿



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